健康レシピ
2006年1月15日 日曜日
かぶのあんかけ
かぶのあんかけ 広報誌ひだまり 第14号(2006.01.15発行)
エネルギー:107kcal たんぱく質:7.0g 脂質:0.3g 塩分:1.7g
寒さに負けない体作り
今回は冬が旬の『かぶ』を使った料理です。かぶというと根の部分は漬物や煮物などに使われますが、葉は捨ててしまうことが多いのではないでしょうか?実はかぶの葉にはビタミン・ミネラルが豊富。ビタミンはA、B2、C、ミネラルは鉄、カルシウムが多く含まれています。また、根には消化を助けるジアスターゼが含まれており、胃腸を守る働きがあります。寒さに負けない体を作るためには体の免疫力を上げることが大切。ビタミンAやビタミンCは体の免疫力を高めるため、風邪やがんの予防につながると言われています。
この料理は中のたねを挽き肉に変えたり、だし汁をコンソメスープにして洋風に仕上げるなどしてもおいしくいただけます。免疫力を高めて寒さに負けない体作りを心がけましょう。
材料(4人分)
- かぶ(中) 4個
- 人参 1/2本
- だし汁 4カップ
A:
- えび(殻付き) 200g(4尾分)
- しいたけ 1枚
- 長ねぎ 1/4本
- 生姜 1かけ
- 卵白 1/2個
- 酒 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 塩 少々
- 小麦粉 大さじ1と1/2
B:
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ4
- 酒 大さじ2
- 塩 小さじ1程度
- 片栗粉 大さじ2
作り方:
- かぶはよく洗い、葉を1cmくらい残して切り落とし、皮をむく。さらに葉の付け根から1cm残してかぶを切り、下の部分は中身をスプーンなどでくり抜く。(上の部分はふたとして使用。茎の泥を落とすため、水にさらしておく)くり抜いたかぶは細かく刻んでおく。かぶの葉と人参は細かく刻んでさっと塩茹でしておく。
- (Aのたね作り)えびは殻をむいて背わたをとり細かく刻む。しいたけ、長ねぎはみじん切りにして、生姜はすりおろしてえびと混ぜる。さらに卵白、調味料を加えて粘りがでるまで混ぜ合わせる。
- くりぬいたかぶの中に片栗粉をまぶし、「2.」を詰める。
- 鍋にだし汁とBを加えて火にかけ、「3.」を入れてあくを取りながら落とし蓋をして10分煮る。次に切り取ったかぶの上部を加え、さらに10分煮る。
- かぶを取り出し、煮汁に塩を加えて味を調整する。刻んだかぶとかぶの葉、人参を加え、火が通ったら片栗粉を加えてとろみをつける。
- 器にかぶを盛り、あんをかける。
投稿者 戸塚共立第1病院