令和7年度 戸塚共立第1 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 39人 68人 102人 166人 384人 470人 792人 996人 435人
 当院の病院基本方針のひとつである「地域医療機関・施設との連携を推進し、救急医療に貢献します」に基づき、幅広い年齢層の患者様を受け入れております。
 特に70歳以上の患者様が全体の6割を占めており、重症化リスクの高い患者様に対しても積極的に対応しております。また、90歳以上の患者様は昨年度と比較して約70人増加しており、地域における高齢化の進展がうかがえます。
 高齢の患者様には、地域の医療機関・施設と連携しながら、安心して医療を受けていただけるよう、医療の質の維持・向上に努めております。
 一方、小児から壮年層までの患者様も受け入れており、救急医療をはじめとする質の高い医療を提供することで、地域の幅広いニーズに応える体制を維持しております。

 ※10症例未満は「-」で表示しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 98人 5.84日 4.56日 0.00% 69.80歳
060335xx0200xx 胆嚢炎等 70人 9.53日 7.05日 2.86% 63.66歳
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 62人 9.82日 7.58日 0.00% 61.08歳
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 58人 9.60日 8.76日 5.17% 78.40歳
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 56人 5.57日 2.56日 1.79% 72.18歳
 鼠径ヘルニアは、腹腔鏡下鼠径ヘルニア術を中心に行っており、当院外科における最も多い症例となっております。また、胆嚢炎、胆管結石などについても、緊急性の高い患者様を積極的に受け入れ、他の医療機関と連携しながら地域の救急医療に貢献しております。
 さらに、大腸などの下部消化管系疾患の治療にも力を入れており、大腸の憩室に発生する疾患や内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術などを多く手がけております。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 127人 2.78日 2.56日 0.79% 68.41歳
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 61人 29.00日 16.10日 1.64% 84.92歳
0400800x99x0xx 肺炎等(市中肺炎以外) 50人 27.44日 18.48日 6.00% 87.52歳
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 44人 28.27日 20.49日 13.64% 85.45歳
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 41人 20.83日 13.42日 7.32% 82.20歳
 小腸・大腸の良性疾患について、外科だけでなく内科でも消化器を専門としている医師が受入れを行い、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行っております。
 また、高齢者に多く見られる肺炎等の重症化のリスクが高い疾患や、尿路感染症の患者様も積極的に受入れ、治療を行っております。
 超高齢社会の影響を受け、施設入所中の高齢者の入院要請が急増しておりますが、急性期治療を適切に行い、可能な限り速やかに施設へお戻り頂けるよう対応しております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 106人 30.55日 24.75日 39.62% 85.62歳
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 36人 24.92日 18.99日 5.56% 83.69歳
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 30人 8.83日 13.89日 10.00% 76.27歳
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 28人 10.07日 18.15日 10.71% 58.68歳
160760xx01xxxx 前腕の骨折 25人 3.40日 5.86日 0.00% 71.96歳
 高齢者の転倒による大腿骨や脊椎骨折など、多くの整形外科症例を受け入れております。特に大腿骨近位の骨折が最も多く、リハビリテーションを通じて日常生活への復帰を目指しております。
 また、MSW(医療ソーシャルワーカー)や退院支援看護師が患者様一人ひとりのニーズに応じた退院調整を行い、近隣施設と密に連携を図っております。
 基礎疾患や合併にも対応しつつ、安全に退院・転院できる体制を整えております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 47人 2.51日 2.45日 0.00% 71.70歳
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 15人 10.00日 6.79日 0.00% 81.87歳
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 11人 13.73日 13.42日 0.00% 81.45歳
11013xxx99xxxx 下部尿路疾患 - - 9.03日 - -
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 - - 9.51日 - -
 前立腺や膀胱の悪性腫瘍をはじめ、尿路感染症、排尿に関する病気など、内科と連携しながら、患者の状態に応じた柔軟な治療を実施しております。
 また、PSA健診の二次検診及び前立腺癌の検査入院も積極的に行っており、近隣医療機関からの紹介による受診や入院・手術の受け入れも行っております。
 
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呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 131人 2.00日 2.02日 0.00% 56.82歳
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 - - 12.77日 - -
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) - - 16.10日 - -
040200xx99x00x 気胸 - - 9.25日 - -
040110xxxx00xx 間質性肺炎 - - 18.39日 - -
 睡眠時無呼吸症候群の検査入院を多く受け入れております。検査入院は基本的に一泊二日で、夜間20時以降の入院も可能としており、患者様の日常生活への影響をできる限り抑えながら、安心して検査を受けていただけるよう努めております。
 
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眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 72人 2.00日 2.47日 0.00% 78.93歳
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 10人 2.00日 2.68日 0.00% 83.00歳
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 - - 4.24日 - -
020220xx97xxx0 緑内障 - - 4.39日 - -
- - - - - - -
 白内障手術を中心に多くの患者様を受け入れており、短期入院での日常生活復帰を支援しております。 白内障に加え、眼瞼下垂や緑内障など多様な疾患にも対応し、地域の高齢化に伴うニーズに応えております。 関連クリニックとの連携を強化し、効率的かつ質の高い眼科医療を提供しております。
 
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脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x20x 脳梗塞(リハビリあり) - - 16.60日 - -
010060xx99x40x 脳梗塞(指定薬剤あり) - - 16.51日 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 - - 7.84日 - -
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷(その他の手術あり) - - 9.62日 - -
010050xx02x00x 慢性硬膜下血腫 - - 12.34日 - -
 脳梗塞や頭部外傷などの救急疾患を中心に入院を受け入れております。前年度より常勤医が着任し、まだ症例数は少ないものの、高齢の患者様にも適切な診断・治療を行い、高度な専門治療が必要と判断される場合には、専門施設との連携を図り、適切な転院調整を行っております。
 当院ではCT・MRIなどの画像診断設備を活用し、迅速な評価と安全な入院管理に努めております。
 
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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 14 - - 20 19 - 1 8
大腸癌 14 32 39 34 65 20 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - 11 - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 胃や大腸など消化器系のがん患者様が多く、特に大腸がんの症例が多数を占めており、内視鏡治療や腹腔鏡下手術を積極的に行っております。
 また、Stage IVの症例も多く、根治手術が困難な場合や進行再発した患者様に対しては、抗がん剤治療を中心に積極的な治療を実施しております。
 今後も地域の医療機関と連携し、早期発見から治療まで一貫した体制の強化に努めてまいります。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10人 8.00日 48.60歳
中等症 59人 20.97日 75.32歳
重症 26人 29.12日 85.62歳
超重症 - - -
不明 - - -
 肺炎患者は、中等症が59人と最も多く、全体の6割を占めております。中等症患者の平均年齢は75.32歳、平均在院日数は20.97日で高齢者が中心です。
 高齢患者は重症化のリスクも高く、重度患者の平均年齢は85.62歳、平均在院日数は29.12日と、中等症に比べ在院日数も長くなっております。
 今後も患者様の重症度や年齢、全身状態に応じた治療を行い、早期退院を目指した支援を行ってまいります。
 
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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 11人 19.09日 84.91歳 13.64%
その他 11人 18.64日 70.91歳 13.64%
 前年度より脳神経外科の常勤医師が着任し、入院症例数はまだ少数ですが、適切な診断・治療を行える体制を整えております。
 より高度な治療を要する場合には、近隣の高度医療機関と連携し、速やかな転院が可能です。
 地域の皆さまに安心して受診いただけるよう、急性期から回復期にかけて切れ目のない医療提供を心がけております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 91人 1.11日 3.92日 0.00% 69.09歳
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 87人 2.00日 8.16日 3.45% 65.30歳
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 59人 1.39日 3.95日 1.70% 74.75歳
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 50人 2.26日 7.94日 4.00% 79.10歳
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 47人 0.77日 11.40日 2.13% 79.28歳
 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、胆嚢摘出術を中心に多数の症例を受入れております。
 内視鏡治療においては、高齢者を含む幅広い年齢層の患者様に対し、低侵襲手術を積極的に行っております。上下部内視鏡によるポリープ切除から、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)による早期がんに対する根治術、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)による結石除去など、幅広く対応しており、短期間で安全かつ安心な入院体制を整えております。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 95人 0.61日 1.46日 0.00% 67.26歳
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 40人 0.33日 1.68日 2.50% 70.50歳
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6535 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(その他) - - - - -
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 - - - - -
 消化器内科医師が診療を担当し、内視鏡的大腸ポリープ切除を多く実施しております。2cm以上のポリープや早期がんに対しては、粘膜下層剥離術も行い、内視鏡治療の幅を広げております。
 患者さまの身体的負担や痛みの少ない治療を心がけ、短期入院での安全な治療を行っております。早期発見・早期治療に努め、患者さまに安心して治療を受けていただける医療を提供しております。
 
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整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(上腕・大腿) 92人 1.72日 22.27日 28.26% 82.76歳
K0811 人工骨頭挿入術(股) 62人 1.95日 26.44日 45.16% 85.34歳
K0462 骨折観血的手術(下腿) 61人 1.31日 4.39日 6.56% 62.97歳
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 32人 1.00日 1.03日 0.00% 48.59歳
K0463 骨折観血的手術(膝蓋骨) 24人 1.42日 4.92日 0.00% 60.38歳
 高齢者が転倒して骨折を起こすと、ADL(日常生活動作)の低下だけでなく、認知症の発症や肺炎、血栓症、褥瘡などの合併症を引き起こしやすくなります。そのため、早期に手術を行い、リハビリテーションを開始することでADLの維持・回復を目指しております。
 特に大腿骨近位部骨折に対する観血的手術は、入院後24時間以内の実施を心がけております。MSW(医療ソーシャルワーカー)や退院支援看護師が、各患者様のニーズに応じて、地域包括ケア病棟を有する病院や回復期リハビリテーション病院への転院調整を積極的に行っております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 16人 1.19日 7.63日 0.00% 81.81歳
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K805 膀胱瘻造設術 - - - - -
K833 精巣悪性腫瘍手術 - - - - -
K8352 陰嚢水腫手術(その他) - - - - -
 膀胱がんをはじめとする悪性疾患に対する手術を行っております。昨年度は膀胱がんに対する経尿道的手術を16例実施しており、高齢の患者様も多く受け入れております。短期間での治療が可能となっており、再発予防も含めた継続的な管理に努めております。
 また、進行した消化器がんに伴う尿路合併症に対しては、外科と連携し、患者様の状態に応じた適切な処置・治療を行っております。
 
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眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 77人 0.00日 1.00日 0.00% 78.66歳
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K2682ロ 緑内障手術(流出路再建術)(その他のもの) - - - - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(縫着レンズ挿入) - - - - -
 白内障手術を中心に、短期入院による治療を行っております。症例の多くは高齢の患者様ですが、2日程度の入院で日常生活への復帰が可能となっております。また、日帰り手術にも対応しております。
 
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その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる 34人 0.99%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
 この表は、播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症、その他の真菌感染症、および手術・術後の合併症の発症状況を示しております。DICは重篤な合併症であり、早期の対応が求められるため、特に注意が必要です。また、敗血症は肺炎や消化器疾患などを背景に発症することが多く、全身に重篤な症状を引き起こす可能性があります。
 当院では、こうした重症疾患に対し、早期発見と多職種による連携を通じて、全身状態の把握および適切な入院管理を行い、重症化の予防に努めております。
 
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リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
422名 402名 95.26%
 肺血栓塞栓症を引き起こすリスクの高い患者様に対する、予防対策の実施割合を示しています。肺血栓塞栓症はエコノミークラス症候群ともいわれ、血栓が肺に詰まることで呼吸困難や胸痛を引き起こし、死に至ることもある疾患です。寝たきりの方や下肢の手術後に発症することが多く、予防対策が非常に重要となります。 
 当院では抗凝固療法や弾性ストッキングの着用など、患者様の状態に合わせた個別の対応をチームで検討し、リスクの高い手術に対して95.26%の実施率で予防対策を行っております。手術後も安全に過ごして頂けるように万全の体制を整えております。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
675日 651日 96.44%
 抗菌薬治療時の細菌培養検査は感染症の原因特定に必要な検査で、特に血液培養検査においては血中に細菌が侵入する事により引き起こされる敗血症・菌血症に対して有効で重要な検査です。また、得られた結果に基づいて抗菌薬を選択することで、適切な治療につながります。血液培養は診断精度を高めるため、2 セット以上行うことが推奨されております。
 当院でも96.44%の症例で実施されており、適切な抗菌薬治療につなげております。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
259名 226名 87.26%
 広域スペクトル抗菌薬の過剰な使用は耐性菌のリスクを増大させ、難治性の感染症の増加につながることが世界的に問題となっております。広域スペクトル抗菌薬を適正に使用するためには、投与開始前に細菌培養を行い、原因菌を特定することが重要です。そうすることで、抗菌薬の過剰使用を防ぎ、耐性菌のリスクを低減させます。 
 当院では259症例のうち、87.26%で細菌培養を実施しました。この取り組みによって耐性菌のリスクを抑え、患者様の予後の改善に努めております。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
49,837日 146件 2.93‰
 在院患者の延べ49,837日間で、146件の転倒・転落が発生し、発生率は2.93‰でした。昨年度と比較して発生率は低下しており、転倒・転落予防に向けた取り組みの成果の一つと考えております。
 当院では、入院時にすべての患者様を対象に転倒・転落リスクを評価し、その結果に応じて、ベッドの高さ調整、離床センサーの活用、療養環境の整備、見守りや声掛けの強化などの予防策を実施しております。
 引き続き、転倒・転落の発生状況を分析し、予防策の見直しや職員間での情報共有を行いながら、患者様が安心して療養できる環境の確保に努めてまいります。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
 転倒・転落のうち、影響度分類レベル3b以上に該当するものは少数でした。
 重大な影響を及ぼす事例は少数でしたが、発生した事例については、再発防止に向けた事例分析や研修による知識・技術の向上、多職種によるチームアプローチにより、患者様の安全と安心を最優先に取り組んでまいります。
 
 ※10症例未満は「-」で表示しております。
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
873件 873件 100.00%
 すべての症例で手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬を投与しました。 100%の実施率を達成しており、周術期感染対策を徹底しております。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
46,492日 26件 0.06%
 在院日数46,492日間のうち、褥瘡(d2以上)の発生は26件、発生率0.06%でした。
 昨年度と比較して発生件数、発生率ともに減少しております。高齢者や長期入院患者が多い状況下であり、ハイリスク患者が多く、褥瘡対策チームを中心に、ポジショニングピローの使い方や体圧分散寝具の選定を行い、スキンケアなどの日々の予防的ケアを実施し、発生率の低減に努めております。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
2,485名 2,314名 93.12%
 入院後48時間以内の栄養アセスメント実施を推進しております。
 高い実施率を維持しており、栄養状態の早期把握と適切な介入により、合併症予防や入院期間短縮につなげております。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
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退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
49,837日 11,417日 22.91%
当院では、患者の尊厳を尊重しつつ安全確保を最優先に考え、身体的拘束は最小限にとどめる方針を徹底しております。
 病棟スタッフを含めた多職種によるカンファレンスや早期からの退院支援を通じて、拘束の必要性を検討し、可能な限り代替手段を講じております。
 また、やむを得ず身体拘束を行う場合であっても、早期解除に向けたカンファレンスを定期的に実施し、拘束期間の短縮と解除に最善を尽くしております。
 今回の実施率は 22.91% であり、引き続き減少に向けた取り組みを強化してまいります。
 
 ※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。
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